こんにちは。
ゲームクリエイターのtkfmです。
この記事では、ゲームクリエイターの仕事内容について具体的に解説していきます。
- ゲームが好きで将来はゲームクリエイターになりたいけど、具体的にどんな仕事なのかわからない
- ゲーム業界への転職を考えていて、どんな仕事なのか知りたい
こんな人の疑問を解決します。
ゲームクリエイターはゲーム制作に関わる職業の総称
さっそくですがゲームクリエイターという言葉をウィキペディアで調べてみましょう。
ゲームクリエイター (game creator) は、ゲームの企画や制作を行う、主にコンピュータゲームの開発者全般の呼称。
出展:「ゲームクリエイター」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2020年9月5日 (土)19:04 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org
この通り、ゲームクリエイターというのはゲーム開発に関わる職業の総称とされています。
企画や仕様を考えるプランナー、プログラミングを行うプログラマー、グラフィックを制作するグラフィックデザイナーなどのゲーム開発に関わる様々な職業をまとめてゲームクリエイターと読んでいるわけです。
その中でも企画に関わる職種をゲームクリエイターと呼ぶことが多い
ゲームクリエイターはゲーム開発に関わる職業の総称と言いましたが、実際にゲームクリエイターという言葉が使われる時は、企画に関わる職種のことを指すことが多いです。
これは「ゲームクリエイター=ゲームをつくる人」というイメージに一番近いのが、ゲームの中身を考えることの多い企画職だからでしょう。
ゲームクリエイターと呼ばれる主な職種
それでは、ゲームクリエイターと呼ばれることの多い主な職種について解説します。
ゲームプロデューサー
- プロジェクトの総責任者
- 要するに一番偉い人
ゲームプロデューサーは予算や人材の管理、スケジュールの調整など、プロジェクトの全体を統括します。
ゲームディレクター
- 開発を取り仕切る現場監督
- ゲームの方向性を決定する
- スタッフに支持を出す
プロデューサーが予算や売上に責任を持つ人だとすると、ディレクターはゲームの品質に強い責任を持ちます。
ゲームプランナー
- ディレクターのたてた方針に従って具体的なゲーム仕様を作成する
- レベルデザインやデータ作成を行う
実際にはディレクターや他の職種のアシスタントのような雑務をこなすことも多く、仕事内容は多岐にわたります。
ゲー厶クリエイターの具体的な仕事内容
未経験からいきなりプロデューサーやディレクターになることは滅多に無いので、この記事ではゲームプランナーの仕事内容について具体的に解説していきます。
- 仕様作成
- 進行管理
- レベルデザイン
- データ入力
- シナリオ監修
- デザイン監修
- etc…
このようにゲームプランナーの仕事は多岐に渡ります。中でも仕様作成はゲームプランナーの重要な仕事の1つです。
仕様作成とは「こういうゲームにしましょう!」という完成イメージを具体的に定め、それを実現するために必要な情報をまとめていく仕事です。
例えばアクションゲームのジャンプというアクションを1つとっても
- どれくらいの高さまで跳ぶのか
- どれくらい速さで跳ぶのか
- 跳んでる間に攻撃されたらどうなるか
- 2段ジャンプ等の機能拡張があるか
など、決めることがたくさんあります。
仕様を定めたら、それを人に伝えることもゲームプランナーの重要な仕事です。
どんなに斬新で面白い仕様を考えても、それをプラグラマーやグラフィックデザイナーに伝えることができなければ、ゲームとして実現することはありません。
そのためにゲームプランナーは、伝わりやすい資料を作成し、他のスタッフとこまめにコミュニケーションをとっていきます。
まとめ:ゲームクリエイターの仕事内容はゲームをつくること
ゲームクリエイターという仕事について簡単にまとめるとこんな感じです。
- ゲームクリエイターはゲーム開発に関わる職業の総称である
- その中でもプロデューサーやディレクター、プランナーのような企画職のことを指すことが多い
- プランナーの主な仕事はゲームの具体的な完成イメージを考えて人に伝えること
ゲームクリエイターになりたいと思ってる人のイメージに一番近い職業は、ゲームプランナーだと言えるでしょう。
ゲームプランナーは自分の思い描いた理想のゲームを、仲間と一緒につくりあげていく素敵な職業です。
ゲームが好きで漠然としたイメージでゲームクリエイターになりたいと思ってる人は、ゲームプランナーを目指してみることをおすすめします。